耐震化の流れ

最終更新日:平成31(2019)年 2月12日

  旧耐震基準※のマンションは、耐震性が十分でない可能性があります。早急に耐震診
 断を実施しましょう。

  ※旧耐震基準とは:昭和56年6月1日の建築基準法の耐震基準の見直しより前に用いられた耐震基準です。
   阪神淡路大震災では、特に、旧耐震基準の建物に大きな被害が見られました。

1 耐震化の検討  まず、管理組合内で耐震化にむけて話し合い、同意形成と体制づくりを行います。
                        2 耐震診断  建物の特徴、耐震性能について詳しく知ります。
                        耐震精密診断を行った結果アイエスちが0.6以上であった場合地震動に対して必要な耐震性を確保しているこ
                        とになりますので 耐震改修は不要です。
                        3 耐震改修計画  改修、建替え、除却等、どのようにして建物の耐震性を確保するか
                        方針を検討し決定します。
                        4 耐震改修設計・工事  実際にどのように耐震改修を行うか設計案を作成し、設計案をもとに検討のうえ
                        耐震改修工事を行います。 耐震改修ではなく建替えの流れについてはこちらをご覧ください。
                        工事が完了すれば、地震動に対して必要な耐震性を確保していることになります。
                        無料で耐震マークの交付がうけられますので、マンションの安全性アピールにご活用ください。
 ※23区内において耐震改修を実施した場合、固定資産税及び都市計画税の減税を
 受ける事ができます。詳細についてはこちらをご確認ください。23区外につい
 ては、各市役所・町役場にご確認ください。

建替えの流れについてはこちらをご覧ください。

耐震マークの交付が受けられます(無料)。マンションの安全性アピールにご活用ください。〕

耐震化の具体的な流れについてはこちらをご覧ください。

マンションの耐震化の流れpdf(278KB)

 

 ※ Is値とは

  建物の耐震性能は構造耐震指標Is値で表します。Is値は、建物の強さ、粘り、形状、
 劣化状況を考慮して評価され、Is値が高いほど、耐震性が高くなります。耐震改修促
 進法等ではIs値0.6未満の建物については耐震補強の必要性があると判断されます。

Is値 構造耐力上主要な部分の地震に対する安全性
Is値が0.3未満の場合 地震で倒壊・崩壊する危険性が高い。
Is値が0.3以上、0.6未満の場合 地震で倒壊・崩壊する危険性がある。
Is値が0.6以上の場合 地震で倒壊・崩壊する危険性が低い。

 

  お住まいの区市によっては、耐震化助成制度を実施している場合がありますので、
 一度、区市役所の担当部署にご相談ください。

  なお、東京都では、マンションの耐震化に関する助成事業を行う都内の区市に対し、
 補助を実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。

問い合わせ先
東京都 住宅政策本部 民間住宅部
マンション課 マンション耐震化担当
03-5320-4944(直通)

 

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